いつもtokotowaをご利用いただきまして誠にありがとうございます。 CHIUnEの古田 諭史です。
紹興酒アイスクリームに引き続き、今回は、12月に皆様にお届けする予定、かつ年末ギフトとして販売をさせていただく「天城黒豚のしゃぶしゃぶ鍋」についてお話しさせていただきます。
※写真にある野菜はつきません。
古田家の思い出の味
「古田家の思い出の味はなんですか?」と聞かれるなら、僕はこのしゃぶしゃぶ鍋と答えます。
両親はずっとお店が忙しく、昔から一緒に食事する機会が少なかったのですが、年末やお正月に家族や親戚が集まった時、必ず皆で食卓を囲んで食べていたのが、このしゃぶしゃぶ鍋でした。 毎年年末が近づくと、この鍋のことを思い出したりもする、僕にとっては特別な鍋です。
未曾有の状況下に置かれたこの1〜2年。 それまでは当たり前に会って食事を囲えていた大切な方々と、この年末は、皆様があたたかい鍋を取り囲むような時間を過ごせることを祈って、年末のメニューとギフトに選ばさせていただきました。

↑ 二人とも背中ですが、父との貴重な2ショットです(笑) (tokotowaメニュー開発風景)
父こだわりの特級金華ハムの上湯スープ
今回、鍋のスープとしてお届けする上湯スープについてご紹介させてください。 スープに使用しているのは父・等がこだわって選んでいる「特級金華ハム」です。
まず、この金華ハムを磨きます(※下処理のことなんですが、僕たちは「磨く」と言います)。 余計な脂部分を丁寧に取り除き、本当に美味しい、うまみが詰まった部分だけを残します。そうすると実際に調理に使える部分は50%くらいになります。
次に、これを7時間以上ゆっくり丁寧に煮出していきます。沸騰させてしまうとスープが濁ってしまうため、沸騰しないギリギリで常に管理しています。 その丁寧な工程があってこそ、透明度が高いスープが完成します。
tokotowaでは、これらすべての過程をtokotowa専用キッチンで丁寧に行っています。
合わせる肉、野菜について
今回しゃぶしゃぶの豚に選んだのはCHIUnEではお馴染みの「天城黒豚」です。 昔からCHIUnEで使用しているこの天城黒豚は一般にはほとんど流通せず、手に入りにくい黒豚で、脂がきれいで臭みがなく甘味があります。 CHIUnEでは2週間マリネしたものを炭火で焼いてお出ししていますが、それとはまた違ったうまみをこの鍋では楽しんでいただけると思います。
古田家では、牛肉も用意していましたが、脂でスープが濁りやすいため、透明度を保って牛肉を追加されたい場合は、腕肉、もも肉など比較的脂が少ない部位ががおすすめです。
また、この上湯スープは万能なので、鶏肉をスープで火入れして胡麻だれで「棒棒鶏風」に味わっていただいたり、白身魚でさっぱりと楽しんでいただくのもおすすめです。
今回冷凍でお送りするため、どうしても野菜を同梱できなかったのですが、スーパーで売っているお好みの野菜で楽しんでいただければと思います。 古田家での定番は、水菜、春菊、エノキ、黄ニラ、あとクレソンなど味の強い葉物もおすすめです。
最後の締めまで楽しんでいただけるよう、中華麺もお付けしています。 追加用の上湯スープもお届けいたしますので、そちらで最後に上湯麺をお楽しみください。
この年末、皆様が大切な方と共に豊かな時間を過ごすことができるよう、お祈りしております。 引き続きtokotowaを何卒よろしくお願いいたします。
CHIUnEオーナーシェフ / tokotowaチーフプロデューサー
古田 諭史
tokotowa gift box セット内容
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※tokotowa会員様限定・期間限定で販売をしております。
※購入にはログインが必要です
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・天城黒豚のしゃぶしゃぶ鍋(2人前)
・特級金華ハムの上湯スープ
・天城黒豚
・Furuta特製だれ2種
・薬味
・中華麺(追加スープ付き)
・紹興酒アイスクリーム
・茶葉
・ペアリングワイン(シャンパーニュ)
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